商標出願の公開を解説:期間、公開情報、その理由と確認方法

商標出願の公開とは?

商標出願したら、どれくらいの時間で公開されるのかな?
商標出願が公開されるまでの期間は、出願日からだいたい2週間です。でも、紙で出願した場合は、その情報を電子化する作業があるから、さらに2週間ほど追加でかかります。
その公開された商標って、どうやったら確認できるのかな?
公開された商標は、特許庁のJ-PlatPatを使えば無料で確認することができます。J-PlatPatは、商標の他に、特許、実用新案や意匠(デザイン)の情報を検索できるウェブサイトです。

商標出願をすると、その情報は公開されます。でも、具体的にはどれくらいの時間で公開されるの?何の情報が公開されるの?なぜ公開されるの?公開された商標はどうやって確認できるの?これらの疑問について、この記事で詳しく解説します。

商標出願は出願した後、どれくらいの期間を経て公開されるの?

商標出願が公開されるまでの期間は、出願日からだいたい2週間です。ただし、紙で出願した場合は、その情報を電子化する作業が必要なので、さらに2週間ほどかかります。これは、特許庁が出願内容を確認し、適切に分類し、公報に掲載するための時間です。

何の情報が公開される?名前や住所は?

商標出願の内容(出願した商標や指定商品(役務))と一緒に、出願人の名前や住所(一部)も公報に掲載されます。ただし、公報に掲載される情報は、出願書類に記載された情報に基づいています。
出願後に名前や住所が変わった場合には、特許庁に変更内容を届け出る必要があり、それが反映されるまでには時間がかかります。

なぜ公開されるの?公開されない方法はないの?

商標出願の情報は、公開されます。公開されない方法はありません。これは、商標が登録された場合、日本全体で独占権が発生することからその内容や権利者(出願人)の情報を、誰もが知ることができるようにするためです。出願した商標や出願人の情報は、公報に掲載され、誰でも見ることができます。

公開された商標はどうやったら確認できるの?

公開された商標は、特許庁のJ-PlatPatで確認することができます。J-PlatPatは、商標の他に、特許、実用新案や意匠(デザイン)の情報を検索できるウェブサイトです。このサイトを使えば、公開された商標の詳細情報を見ることができます。

まとめ

商標出願をするときには、自分(出願人)の情報も公開されることを理解した上で、適切な情報管理を行うことが大切です。また、公報に掲載される情報に間違いがある場合や、出願後に情報が変わった場合などは、特許庁に連絡することで登録された情報を変更することが可能です。

商標出願は、自分のビジネスを守るための重要な要素の一つです。この記事が、商標出願の公開について理解を深めて頂く一助となれば幸いです。

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HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
大阪法務戦略部長 八谷 晃典
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