商標登録のあと、自分で登録された商標の更新をする方法

商標を更新するには何が必要?

商標の存続期間の更新が可能になったぞ
手続の準備しようと始めよう思うけど、何をすればいいのかな?

商標権の存続期間を更新するには、特許庁への申請書の提出と更新料(登録料)の納付が必要です

じゃあさっそく準備にとりかかろう!
何から始めようか

商標権の更新について

更新の流れについては、以下の記事を参照ください。

商標権存続期間更新登録申請書

様式・記載方法について

商標権存続期間更新登録申請書(以下、申請書)の様式は、「一括納付」と「分割納付」で異なります。更新料の納付にあわせた申請書を作成しましょう。

ここでは、項目ごとに注意事項を記載していきます。下記のサンプル様式もあわせてご覧ください。

様式・見本

書類名(必須)

書類名は、商標権存続期間更新登録申請書、と記載してください。

提出日(任意)

提出日の記載は任意ですが、令和〇年〇月〇日、となるべく記載するようにしてください。

あて先(必須)

あて先は、特許庁長官殿、としてください。

商標登録番号(必須)

商標登録第〇〇〇〇〇〇〇号、の様に記載してください。

商品及び役務の区分(任意)

1出願を多区分で登録されている商標権について、区分の数を減らして更新登録の申請をするときは、【商標登録番号】の欄の次にこの欄を追加し、更新登録を求める商品・役務の区分を記載してください。(例:第1類、など)

登録商標の全ての区分を更新する場合は、この欄の設定は不要です。

更新登録申請人(必須)

存続期間の更新の登録を申請する商標権者を記載してください。識別番号が付与されている場合は、記載してください。

識別番号を記載したときは、【住所又は居所】の記載は省略できます。

【氏名又は名称】の欄の次に、【電話番号】または【ファクシミリ番号】の欄を設けて、なるべく記載してください。

申請人が法人の場合は、【氏名又は名称】に続けて、【代表者】の欄を設けて、記載してください。

納付の表示

特許印紙で登録料(更新料)を分割納付する場合は、【納付の表示】の欄を設けて、分割納付、と記載します。

特許印紙は、左上の枠に貼り付けてください。

なお、一括納付で更新の手続きをする際は、【納付の表示】の欄の設定は不要です。

登録料の表示

特許印紙以外では、①予納、②口座振替、③クレジットカード決済、④電子現金納付、⑤現金納付、の5種類で納付が可能です。

例えば、予納で納付する場合は、【予納台帳番号】の枠を設けて番号を記載し、続けて【納付金額】の枠に登録料の額をアラビア数字のみで記載します。
※「円」や「,」は使用しません。

その他のおすすめの記事

更新に関する手数料を確認したい方は、以下の記事を参照ください。

更新の手続の期限や時期を確認したい方は、以下の記事を参照ください。

更新手続きもお任せください

更新をするのでも、いろいろルールがあって準備が大変だ
権利の更新も、特許事務所に依頼するメリットがあるということだね

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この記事の監修者:
HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
大阪法務戦略部長 八谷 晃典
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