インターネットから商標登録の出願ができる電子申請とは?

登録したい商標と、使用する予定の商品やサービスが決まったよ。
ところで、特許庁に出願するにはどうすればいいの?
特許庁に出願するには、まず、特許庁が定めた様式に従って願書を作成します。
願書を作成したら、特許印紙を貼って、特許庁に提出します。
特許庁への提出は、郵送でいいの?
はい。特許庁へは、郵送や持ち込みの他、電子申請も可能ですよ。
電子申請方法は最初の設定が難しいですが、オンライン提出できるので便利ですよ。

商標と指定商品/役務が決まったら、いよいよ出願です。

従来は、書類を特許庁に郵送して提出していましたが、現在はインターネット出願ソフトを使った出願方法が推奨されています。
インターネット出願ソフトを使った出願では、24時間手続をすることができ、インターネットに接続していればどこからでも申請することができます。
また、紙書類を提出した際に納付が必要となる「電子化手数料」も不要となるので、紙書類を郵送で提出するよりもメリットが多いと言えるでしょう。

それでは、インターネット出願ソフトを使った電子申請の方法について解説します。

目次 Index
  1. 電子申請とは
  2. 電子申請の手順
    1. インターネット出願ソフトの準備
    2. 初回の下準備
    3. 出願書類の作成
    4. 手数料の納付
    5. 書類の提出
  3. まとめ
  4. Amazing DXの紹介

電子申請とは

電子申請とは、特許庁へ提出する書類をインターネットを介して提出することです。
このページでは、商標登録をインターネットを介して出願する電子出願の方法について説明します。

電子申請の手順

インターネット出願ソフトの準備

まず、インターネット出願ソフトの動作環境に対応可能なパソコン、OSの準備が必要です。

初回の下準備

初めて電子申請をする際にのみ、以下の準備が必要になります。

電子証明書の準備
電子証明書は、特定の発行機関や認証局が発行する電子的な身分証明書です。
特許庁の電子申請システムでは、申請人を識別し、かつ、出願された書類が本人のものであることを検証するために電子証明を利用しています。

個人の場合と法人の場合とで、電子証明書の取得方法が異なりますので注意が必要です。
・法人の場合:法務省 電子認証登記所が発行した電子証明書が必要です。
       法務省の案内ページをご確認下さい。
       商業登記電子証明書はじめてガイド
       商業登記電子証明書の取得方法について
             
・個人の場合:認証局の電子証明書が必要です。マイナンバーカードを利用する方法もあります。

「特許庁のHPには、初心者のための電子出願ガイド」というページでも詳しく説明されています。
事前準備のページをご確認下さい

インターネット出願ソフトの入手
電子証明書の準備ができたら、電子出願ソフトをダウンロードしましょう。
出願ソフトは独⽴⾏政法⼈⼯業所有権情報・研修館が提供する「電⼦出願ソフトサポートサイト」からダウンロードすることができます。

申請人利用登録
出願ソフトのインストールができたら、申請人利用登録をします。
出願が初めての場合は、電子申請の際に使用する「識別番号」を取得します。
識別番号は、1出願人に対して1つ付与される番号です。過去に出願したことがある場合は識別番号を持っている可能性があるので、確認しましょう。

以下のページから確認できます。
https://www.pcinfo.jpo.go.jp/site/4_start/step-0_5_identification-num.html

出願書類の作成

出願書類は、特許庁の様式に沿って、HTML形式で作成します。
特許庁の「電子出願ソフトサポートサイト」には、オンライン上で簡単に書類を作成できる「さくっと書類作成」というツールがとても便利です。
記載不備のチェック機能もありますので、これを活用する方法もお勧めです。

出願書類の作成方法については、以下のページもご参照ください。

手数料の納付

書類が完成したら、特許庁に所定の料金を支払います。

特許庁のホームページには手数料計算システムというものがあるので、区分に応じた料金を簡単に確認することができます。

手数料は、予納、口座振替、クレジットカード納付、電子現金納付、現金納付があります。
最近クレジットカード納付ができるようになったので、とても便利ですね。

書類の提出

インターネット出願ソフトから願書を送信して出願します。
出願が完了すれば、特許庁から受領書が発行されます。
受領書には出願日、受付番号、出願番号が記載されていて、今後の手続は、この時通知された出願番号を使うことになります。

まとめ

以上、電子申請の方法について、説明しましたが、如何でしたでしょうか。
事前準備の電子証明書と識別番号の取得がなかなか難しそうですね。
また、電子証明書の取得まで申請から少し時間がかかることもあります。

初めてのときだけ難しそうだけど、一度設定してしまえば、あとは便利そうだね。
だけど、あまり出願する機会が少なさそうだな。
そうですね。
個人の方の場合は電子証明書の取得にもひと手間かかるので、電子出願を利用したい場合はAmazing DXを利用することをお勧めします。
Amazing DXはどういうサービスなの?
Amazing DXはオンラインで利用できる商標出願サービスです。
次の紹介をご確認ください。

Amazing DXの紹介

Amazing DXでは利用者登録後、チャットやご依頼フォームを使ってご依頼頂ければ、後は当所が作成した出願書類を確認いただくだけで、めんどうな電子申請の準備をすることなく電子出願が可能です。

しかも、一般的な弁理士事務所の手数料よりも圧倒的に廉価で出願サービスを受けることが可能です。

さらに、ご依頼前には無料でご自身の商標の登録可能性調査をすることが可能です。
※登録の妨げとなる同一/類似の商標の存在の有無を確認できます。識別性有無の調査はできません。
詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
https://amazing.dx.harakenzo.com/

supervisor
Supervisor for the article:
HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
大阪法務戦略部長 八谷 晃典
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