商標登録 商標と特許の違いとは 商標出願前 2022年9月21日 2024年7月11日 Amazing DX Support Team 特許と商標はどちらも特許庁から与えられる権利なんだよね でもこの2つはどう違うのかな 簡単にいうと、商標は、その商品やサービスがどこから提供されているかを示す目印を保護する制度で、企業のロゴマークや商品名等がこれに当たります 一方、特許は、技術的な発明を保護する制度で、企業が開発した新商品の優れた技術を保護します 商標と特許の違い 「商標」というのは、事業者が自己の商品・サービスにつける「目印」のことで、自己の商品・サービスを他人のものと区別するために使用するものです。 「商標」には、文字、図形、記号、立体的形状若しくは色彩又はこれらの結合、音、ホログラム等様々なものがあり、商標法で保護されます。 具体的には、商品やサービスのネーミング、会社名、ブランドロゴ、パッケージの図柄、CMで使用する音、店舗の外観など様々なものが商標として登録されています。 一方、特許法において保護される「発明」は、「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものをいう」と定義されています。具体的には、新しい物(化学物質、工業製品、機器etc.)や、方法、プログラム、物を作る方法が発明に該当します。 しかしながら、天然物や自然現象などの単なる発見、自然法則自体、自然法則を利用しないもの(ゲームのルール等の人為的な取り決め)、技能などは「発明」に該当しません。 存続期間の違い 商標の存続期間は登録から10年ですが、10年ごとに更新することができ、年金を納付すれば半永久的に権利を維持することができます。 一方、特許の存続期間は、特許出願の日から20年です。特許権は更新することができません。 なるほどね、商標と特許はそもそも保護しようとしている対象が違うんだね それぞれメリットが色々あるんだね! まとめ 以上、特許と商標の保護対象や制度の違いをご説明しましたが、どうでしたか? 当事務所が提供する、Amazing DXでは、簡単に商標出願をすることが可能です。まずは、無料の商標調査をお試しください。 なお、当事務所では、特許を専門とする弁理士・スタッフも多数所属しており、全ての技術分野で対応が可能です。ぜひ、特許出願についても当事務所にお任せください。 商標弁理士に相談してみませんか? 商標のことで、もっと知りたいこと、お悩みごとはありませんか? 商標登録のメリットや手続きについて専門家に相談してみませんか?経験豊富な商標弁理士があなたの疑問にお答えします。 お問い合せフォームへ進む この記事の監修者: HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK 大阪法務戦略部長 八谷 晃典 スペシャリスト, 弁理士, 特定侵害訴訟代理人, 監修者