アプリ開発商標登録の指定商品・役務の選び方を解説 業界:ソフトウェア・通信商標出願前 2023年6月21日 2024年1月26日 Amazing DX Support Team アプリ開発の商標登録、指定商品は何を選べばいい? うちはアプリ開発の会社で、商標出願をしたいけど、指定商品に何を選べばいいんだろう? 「アプリの開発」っていう指定商品があるのかな? この記事では、アプリ開発業界の方が商標登録を申請する際、指定をおすすめする商品・役務や、その際の注意点について解説します。この記事を読めば、アプリ開発業界での商標出願で、何の指定商品・役務を選んでいいか、分かるようになります。また、その指定商品・役務で他に同じ商標がないか、Amazing DXのデータベース上で簡単に検索し、そのまま出願を申し込むこともできます。 アプリ開発の商標登録でおすすめの区分 アプリ開発業界の方におすすめする指定商品・役務の区分は、 第42類 です。 以下、更に詳しく解説します。 アプリ開発の商標登録でおすすめの商標出願戦略 アプリ開発に関する指定役務について アプリ開発には、他の人のためにアプリケーションを開発するサービス等がありますが、このようなサービスを表す指定役務としては、第42類の「電子計算機のプログラムの設計・作成又は保守」があります。 アプリケーション自体の商標については注意が必要 アプリ開発以外に、開発したアプリの名前自体についても商標を取得する場合は、アプリ自体を商品・役務として指定する必要があります。アプリには、大きく分けて端末にダウンロードするタイプのアプリと、ダウンロードせずにウェブ上で動かすアプリ(ウェブサービス)がありますが、このうち、ダウンロードするタイプのアプリについては「電子計算機用プログラム」(第9類)、ウェブ上で動かすアプリについては「電子計算機用プログラムの提供」(第42類)を指定する必要があります。 アプリ開発業界の登録商標の例 指定商品・役務の決め方に悩んだ場合、自社の業務に近い他社の事例を参考にするのも一手です。指定商品・役務の参考になる、アプリ開発業界の登録商標の例をいくつか紹介します。 『Fenrir』 『LINE』 アプリ開発業界でおすすめの指定商品 まとめると、一般的にアプリ開発業界で特におすすめの指定商品・役務は、以下の通りです。 電子計算機のプログラムの設計・作成又は保守 商標出願の前にリスクを回避しましょう! リスクを事前に確認しませんか?商標検索することで、競合他社や既存の権利者との衝突リスクを減らせます。 まずは、商標とヨミガナを入力し、特許庁に出願されている商標を無料で検索してみましょう。 商標 : ヨミガナ: 無料で商標検索する アプリ開発だけ始めるつもりだから、まずは42類の区分で考えればいいんだね。さっそく検索しよう! 指定商品・役務の選択でお悩みの場合は、プロに相談しましょう とはいえ、指定商品・役務は、自社の業務範囲や将来のビジョンに合わせてしっかり検討すべきものです。そこで、商標のプロである弁理士が、お客様の商品・サービスから検討して、適切な指定商品・役務を提案するサービスを提供しております。この記事では書ききれなかった、細かいノウハウについてもアドバイス致します。貴社が模倣品におびえず安心して事業を続けられるよう、このサービスにぜひお申し込みください。 商標出願について、弁理士にじっくり相談してみませんか? 簡単にお申込みいただけます。 指定商品・指定役務の決め方など、30分単位でじっくりご相談いただけます。 もちろん秘密は厳守。あなたのビジネスに合わせた商品・サービスをご提案いたします。 ご相談のお申込みへ進む この記事の監修者: HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK 大阪法務戦略部長 八谷 晃典 スペシャリスト, 弁理士, 特定侵害訴訟代理人, 監修者