企業のブランディングにいくら必要?低予算でブランディングをはじめるには?

わたしたちの会社でも本格的にブランディングを開始することにしたよ。なにから手をつけたらいいかわからないんだけど、かなりの費用が必要な気がするなぁ。

ブランディングについて

ブランディングという言葉が世の中で使われるようになったのは今から20年程前と言われています。当初は企業ロゴや社名変更、パッケージデザインの変更を指す言葉として使われていましたが、その後、認知拡大のための企業・商品の宣伝広告を指す言葉として使われてきました。そのためブランディング=認知拡大のための広告宣伝 であり、ブランディングには大規模な予算が必要と思われる方も多いのではないでしょうか。
そこで、まずはブランディングとはどのようなものか、解説します。

目次 Index
    1. ブランディングについて
  1. ブランディングとは
  2. ブランディングの効果
  3. 小括
    1. ブランディング費用の相場
  4. まとめ
    1. 弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARKでは以下のサービスをご提供しています。
  5. 1.ロゴ作成サービス
  6. 2.商標出願サービス “AmazingDX”
  7. 3.知財を中心とした経営戦略のご提案”デザイン経営推進プロジェクト”
  8. 4.デザインシンキングをIP視点でサポート”デザインIP”

ブランディングとは

ブランディングを明確に定義することは難しいですが、「企業のブランド価値の創造とその一貫した運用」くらいに認識しておくとよいでしょう。また一般的にブランディングは以下の2つの種類に分けて考えることができます。

1.コーポレートブランディング
企業に対して行うブランディングで、企業のイメージや将来的なビジョンを、社員・株主・消費者(顧客)・取引先といった利害関係者(ステークホルダー)に伝える試みを指します。
具体的には、会社のロゴマークはもちろん、適切な組織の構築、事業の運営、採用活動や従業員の教育、提携企業の選定などがあります。

2.プロダクトブランディング
製品・サービスに対して行うブランディングで、他社製品・他社サービスとの差異点を強調したり、自社製品・サービスの質を上げることで、消費者や取引先からより選ばれるようにする試みを指します。
具体的には、商品パッケージやキャッチコピーはもちろん、商標登録や価格調整など、製品・サービスに関わる全てがブランディングの対象です。

ブランディングの効果

1.対外的効果
効果の一つとして最もよく挙げられるのが、価格競争からの脱却です。業界内で商品・サービスのブランド力が高まれば、競合他社との差別化において価格を下げる必要性が低くなりますので、価格競争に巻き込まれる可能性が低くなります。さらにブランド力の高まりによって、リピート率が向上し、売り上げも安定してくることが予想されますのでロイヤリティの高い顧客獲得することができます。さらに消費者がブランドのイメージを共有するようになれば、必要以上に広告コストをかける必要もなくなりますので、広告費の削減が期待できます。

2.対内的効果
ブランドのイメージが確立されることで社員のモチベーションの向上が期待できるうえ、経営層の考えが社員にも浸透することで、社内の意志の統一が進み、効率的な採用活動により優秀な人材の確保にも繋がります。

小括

ブランディングと一口いっても多くのアプローチ方法があることをご理解いただけたのではないかと思います。すなわち、企業の世間認知度を上げることは、非常に重要なブランディングの要素ですが、ブランディング=認知拡大でありません。むしろ必要以上の広告露出は企業イメージの低下を招く恐れさえあります。

なるほど、ブランディングはなにも広告宣伝だけではないんだね。大規模な広告宣伝は必須ではないとしても、それなりに費用はかかるよね。最大でいくらくらいを想定しておけばいいのかな。ひとまず今年度に必要な経費を報告する必要があるから費用感だけでも予め知ることができたら嬉しいな。

ブランディング費用の相場

実際にブランディングを専門会社に依頼する場合いくら必要なのでしょうか。依頼先として考えられる会社を3つの業種に分け、それぞれの費用感をお伝えします。

1.デザイン会社/制作会社
WEBページの制作、新パッケージデザインの考案、ロゴマークの作成などを念頭にブランディングを依頼する場合は、デザイン会社に依頼することになります。有名なデザイン事務所に依頼する場合は、費用が高くなることが予想されますが、費用感としては100~300万円です。アパレル業や飲食業など、特定の業界に特化して業務を行っているところから、Eコマース関連のサイトの開設・運営などの目的に特化しているところもあるので、依頼前に会社実績や実施事例を確認するとよいでしょう。ブランディングの方針が社内で概ね決まっていて、ホームページ制作やロゴ作成だけピンポイントで依頼したい方におすすめです。しかしながら、成果物を納品してしまえばそこで契約終了となる傾向がある上、広告制作や会社運営に関わるブランディングについては他社への依頼が必要になるケースが多いので、中長期的に継続したブランディングの依頼は不向きです。

2.広告会社
広告クリエイティブの制作、各種メディア露出を行う場合は、広告会社に依頼することになります。広告会社にもインターネット広告やマス広告を得意としているところから、SNSを活用した広告を得意としているところまであるので、依頼内容にあった広告会社を選択するとよいでしょう。依頼内容にもよりますが、費用感としては300~500万円です。
ブランドの認知に課題を感じていて、とにかく企業認知向上を目指す方、広告数値(KPI)データを見ながら現在の広告施策を見直したい方におすすめです。しかしながら、事業戦略面からのブランディングやデザイン性の高いクリエイティブを希望される場合は、対応できない可能性があります。

3.コンサルティング会社
経営や事業戦略など抜本的なブランディングを依頼する場合は、コンサルティング会社に依頼することになります。コンサルティング会社には、新規の顧客獲得、集客力の向上、販路開拓、販売の促進、採用や人材の育成支援などの目的に特化したところもあれば、飲食業や製造業など特定の業界に特化したところもあります。依頼先にもよりますが、費用感としては500~800万円です。
ブランディングに課題を感じていて、経営や事業戦略についてイチから相談したい方、依頼の窓口を一本化して中長期的な支援や戦略の策定を希望する方におすすめです。しかしながら、デザイン制作や広告宣伝などはパートナー企業に依頼するケースが多く、その結果、費用が高くなる傾向があります。

まとめ

いかがでしょうか。この記事では中小企業が依頼する場合を想定し、業種毎に費用の相場感をお伝えしましたが、依頼先の会社や依頼内容によってはさらに料金に幅があることにご留意ください。正確な費用見積額を確認するには実際の依頼予定先に見積り依頼をする必要がありますが、失敗しない見積りをするためには、依頼前に依頼精度を高めておく必要ががあります。ご参考までに依頼精度を高めるための手順をご紹介します。

Step1 自社の特徴を整理
企業方針、企業理念、企業目標を設定し、他社との違いや優位性を洗い出す。

Step2 課題を検討
現在の課題を仮説でもよいので設定し、課題克服のためにどのような施策が必要か検討する。

Step3 業種の選定
必要な施策を実行すためにはどの業種にブランディングを依頼すべきか検討する。

Step4 依頼内容の明確化
会社の予算からどこまでの業務を依頼をするか検討します。このときできるだけ具体的に必須の要件や優先順位を確認しておくとよいでしょう。

Step5 依頼先の選定
会社の実績や過去の実施事例などを参考に依頼先を候補を選定し見積り依頼する。会社によって見積り額に大きな差がある可能性がありますので、複数社に見積り依頼するとよいでしょう。なお、ブランディングは依頼内容によっては中長期的なお付き合いとなる可能性が高いので、会社選定の際は、見積り額だけでなく依頼先の担当者との相性なども考慮するとよいでしょう。

ありがとう。いまのところロゴマークや商品パッケージの変更は決定事項で、それに伴った事業戦略の策定などを相談できればと思っていたんだけど。その場合は、デザイン会社とコンサルティング会社両方の費用がかかってきそうだね。

予算に限りがあってあまり費用をかけられないということであれば、できるかぎり自分たちでブランディングを行い、必要な範囲で外部の専門家を利用されるとよいでしょう。またロゴマークや商品パッケージの変更を予定している場合は、商標登録や意匠登録にかかる費用もブランディングの予算に含めておく必要があります(手票登録に必要な費用についてはコチラ)。
せっかく費用をかけて新しいロゴマークを作成しても、他人の商標権を侵害している場合は、使用できなくなるおそれがあるばかりか、権利者から多額の損害賠償を請求される可能性もあります。商標を安心安全に使用するためにも商標登録されることをおすすめします
また商品パッケージデザインも意匠法で保護できる可能性がありますので検討されるとよいでしょう。商標や意匠、特許などの知的財産権を中心とした事業戦略をご希望の場合は、いわゆるブランディング会社ではなく特許事務所に相談してみるもの一考です。依頼内容によっては、デザイン会社とコンサルティング会社への依頼の両方に対応できるかもしれません。ご参考までちょうどいいサービス/ツールがあるのでご紹介します。

弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARKでは以下のサービスをご提供しています。

1.ロゴ作成サービス

詳細はこちら(URL:https://www.harakenzo.com/jpn/reserch_oss/)

<サービス概要>
ロゴ作成から商標登録までワンストップでサービスを提供します。デザイン会社にロゴ作成、特許事務所に調査、出願依頼する場合に比べて、コストを抑えられるほか、タイムロスなしにスピーディーに出願を進めることができます。もちろんロゴ作成のみのご依頼も可能です。

※こんな方におすすめ
・コストを抑えたいがデザインにもこだわりたい。
・作成したロゴの権利関係が不安

2.商標出願サービス “AmazingDX”

詳細はこちら(URL:https://amazing.dx.harakenzo.com/)

<サービス概要>
大手弁理士法人が提供する格安のオンライン商標登録出願サービスです。システム上で、出願人情報や、その商標をどのような商品・サービスに使用したいかを入力し、出願者本人が申請の手続きを進める必要がありますが、AIのサポートが受けられるほか、不明点があればすぐに担当の商標専門弁理士に相談できるうえ、出願後の庁通知の管理等もフォローされます。

※こんな方におすすめ
・商標出願にかかるコストを抑えたいが、必要な範囲で専門家の補助も受けたい。
・出願後の期限管理が不安
・海外への展開を考えている(別途の依頼が必要ですが、HARAKENZOは海外出願を得意としております。国内出願を当所へご依頼いただけますと、海外への出願がよりスムーズにお超えます。)

3.知財を中心とした経営戦略のご提案”デザイン経営推進プロジェクト”

詳細はこちら(URL:http://design.ip-kenzo.com/design_project/)

<サービス概要>
「デザイン経営」とは、デザインを活用した経営手法のことであり、デザインを重要な経営資源とすることで、「ブランド力向上」と「イノベーション力向上」により「企業競争力の向上」を目的としています。このデザイン経営を知的財産の面からサポートするのが、「デザイン経営推進プロジェクト」です。

※こんな方におすすめ
・知財を中心とした経営戦略の策定を希望される方
・まずは自社のブランド力向上を目指す方

4.デザインシンキングをIP視点でサポート”デザインIP”

詳細はこちら (URL:https://www.harakenzo.com/jpn/design_ip/#OurService)

<サービス概要>
知財調査を活用した各種アウトプットのブラッシュアップ、ブルーオーシャンの候補領域を抽出をメインとするサービスで、IP視点(知財的な視点)からデザインシンキングをサポートする完全オーダーメイド型サービスです。

※こんな方におすすめ
・既存のコンサルティング会社等とは違った視点でのアプローチを希望される方

いい情報をありがとう。社内の方針としていきなり多大な費用はかけられないからまとめて対応してくれるのは嬉しいな。それにブルーオーシャンの候補先の抽出まで相談できるなんて驚きだよ。商標だけでなく、開発の段階から一度相談してみるよ。

For your branding, a trademark application is very important.

Let’s sign up and search for the trademark which would be obtained safely.

supervisor
Supervisor for the article:
HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
大阪法務戦略部長 八谷 晃典
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Let's start,
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